参加者: 9人
教科書: ヒトの分子遺伝学
節の概要:
<16.5節> 疾患の原因となる配列多様体の同定方法について
<16.6節> 疾患遺伝子同定の事例紹介
<16.7節> 疾患遺伝子同定はどの程度うまくいっているのか
<16.8節> まとめ
議論点:
NGSを用いて疾患のあるヒト・ないヒトの比較研究をしたときに見えるものはどんなものか
- 疑問点をより詳しく
- NGS: 個人の持っている少ない変異を見ることに特化
- GWAS: ある程度多い変異を対象にして統計検定等をする
- ギャップがある。解決策は?
- NGSでの解析
- 知られていないもの(新しい変異の発見)を対象
- 例) 親子でゲノムを読んで比較
- 例) 自閉症の研究
- 3つほど論文が出ているがそれぞれで発見されている変異は異なる
- 実験ごとの一致・再現性?
- 弱い関連因子の長いリストを得ることに意味はあるのか?
- それより因子同士の関連を見ることが重要
- データの見方の問題?
・統計学的解析で支持されているが機能解析で支持されていない様な配列多様体は、疾患原因と言ってもよいか。その信頼性は?
・複雑疾患の感受性因子を同定するのにどれくらい(時間が)かかるか
・(16.5.3, p.614, 事例研究5: ラクターゼ活性持続症) 生存に有利に働くようなSNPが消える理由
・精神疾患と中間表現型の解析方法
・(16.5.3) 遺伝子領域以外にあるSNPが疾患原因となるメカニズム
・(16.7) 複雑疾患予測の信頼性
・オッズ比と予測の信頼性の関係・その意味