担当:髙橋宏
参加者:6名
[議論点]
膜に対するタンパク質の比重が大きいほど機能的に充実しているといえるのか
1.機能的に充実しているとはどういうことなのか
・機能の種類
・機能の効率
・機能の複雑さ
2.タンパク質があまり含まれていない膜の機能
・細胞内と外を分ける
・細胞内を区画化する
・様々な流動性の膜を使い分けられる
・脂肪滴を蓄えられる
・構成によっては悪条件にも耐えうる
・細胞同士の識別過程にも働いている
・細菌毒素やウイルスを受容してしまうこともある
・リン脂質...普通
糖脂質...+αの機能を持つ
3.タンパク質が含まれる膜の機能
・脂肪滴の切り離しができるようになる
・栄養の受け渡し
・老廃物を出す
・細胞外からの情報の伝達
・強度が増す
4.タンパク質の比重が大きくなる要素
・タンパク質の数の増加
・タンパク質の種類の増加
・重い(大きい)タンパク質の増加
・脂質など(タンパク質以外)の減少
・脂質の密度の減少(表面積が増えたところに結合する)
5.比重が大きくなるとどうなるか
・タンパク質の数の増加→機能効率の上昇
・タンパク質の種類の増加→機能の種類の増加
・大きいタンパク質の増加→複雑なことができるようになる
・脂質の減少→脂質と結合しづらくなる→タンパク質も減ってしまう→機能効率が下がる
・脂質の密度の減少→タンパク質の結合箇所の数は増加しないため変わらない
結論:
タンパク質の数と種類の増加、重いタンパク質の増加はタンパク質の比重が大きくなる主な要素であり、それらは機能充実に繋がっている。