[議題] 系統樹をどのようにして、治療法に応用するのか?
[結論] まず、系統解析の結果としてウイルスや種の分岐、分岐時期、進化スピード等の情報が得られる。種間の系統樹によって治療法を研究する際の動物実験の検討や感染経路の特定とそれに基づく対策に応用できる。また、ウイルスの系統樹から起源を特定することで近縁のウイルスへの治療法を応用することや将来的な変異を予測できる。
[議題] 系統樹をどのようにして、治療法に応用するのか?
[議題] 幹細胞治療の有効性と安全性を確立するためにはどのような研究が必要か
[結論]
iPS細胞を用いた治療の有効性と安全性を確立するためにはどのような研究が必要かについて議論した。研究が必要な課題として細胞異常増殖と臨床研究におけるコストが挙げられた。細胞異常増殖に関して、必要な研究として癌に関わる遺伝子に注目したものや、プロモータの研究などを考えた。また、有効性・安全性の確立には多くの臨床研究が必要だと考えた。一方で、臨床研究には様々なコストがかかることが課題であり、コスト削減のための自動化の研究などが挙げられた。
[議題] 導入遺伝子の漏出を防ぐ方法はあるか。
[結論] 今回は導入遺伝子の漏出の例として、除草剤への抗体を持つ作物から雑草に抗体遺伝子が伝播しないようにするための解決策を考察した。単純な解決策として、栽培場所を制限することで手のつけえられないほどの外への伝播を防ぐことが挙げられた。また、水平伝播の仕組みから、除草剤に抗うために必要な遺伝子を複数にすることで、完全な表現が伝播する確率を下げることが挙げられた。最も容易な例として、複数の除草剤に対する遺伝子を作物に組み込むことが考えられた。これらの対策により、雑草への伝播速度が、人が雑草を摘む速度より遅くなった時、漏出を防ぐ解決策になり得る。