参加者:10名
節の概要:
セントラルドグマに沿った情報と物質代謝の関係性という,生物普遍のシステムについて述べている.
議論点:
動物の行動は、どのようにゲノムに記されているか.
▷ 後天的に学習する方法
- 自分の体験から学ぶ
- 親から学ぶ
- 昆虫には痛覚がないらしい
> 学習できないので行動はゲノムに書かれている
▷ 先天的に書かれている情報は何か?
- 具体的な行動ルールではなく,基本的なこと(生命の危機に関する情報の取り扱い)がゲノムに書かれている.- 一部の細胞の破壊されると「痛み」情報として全身に(特に脳に)伝達される.
- 未知の対象を恐れるという基本ルールはあるか?
> 無い可能性が高い
- 火を恐れるという基本ルールはあるか?
> 熱による細胞ダメージから後天的に学ぶ
▷ 学習のレベル
- 虫:学習しない
- 魚:学習する
- 鳥:先輩から学ぶ(飛び方,鳴き方:習得時間の短縮)
- 猿:先輩から学ぶ(道具の使い方:ゲノムと独立性が高い.文化)
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