担当:小舘
参加者:10名
音源:
http://www.nature.com/nature/podcast/index-2015-07-23.html
元記事:
http://www.nature.com/news/a-cellular-puzzle-the-weird-and-wonderful-architecture-of-rna-1.18014
概要:
RNAはDNAとタンパク質との間で情報を伝達するためのものとされるが、それだけではない。生細胞内のRNA構造は多様であり、それが疾患に結び付く例もある。
議題:
RNAとタンパク質の住み分け・使い分け
→RNAもタンパク質も構造をとり機能を果たすようである。その違いは?
●RNAの必要性
→転写量の調節
DNAから直接タンパク質をつくるのではなく、RNAを介することで
生成の効率や調節に融通がきく。
●[DNA→RNA→タンパク質] という流れで…
ここでのRNAはmRNA。
これ以外に、mRNAの分解を促進するなどのncRNAがある。
●RNA/タンパク質でできること
・RNA:4文字 塩基、リン酸、糖 ←おおよそ親水性
・タンパク質:20文字 アミノ酸 ←疎水性・親水性
→RNAでどこまでできる?
・親水性だけでは厳しそう
・結合や構造の多様性はあまりない?
・リボザイム(酵素として働くRNA)の例もある
●まとめ
RNAワールドなどの話題には立ち入れなかったが、RNAの構造/機能という観点は今後の研究も含めて面白そう。
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