2016年12月2日金曜日

Nature Podcast(2015/12/3)radio riddle
元論文(http://www.nature.com/nature/podcast/index-2015-12-03.html)
担当:田河
参加者:7名

概要:
謎の電波の出処を特定しようとする話
オーストラリアのパークス天文台でデータ内に謎の電波フラッシュを発見した
多くの研究者はなんかのノイズか衛星の仕業と考えていたが、今回の論文の著者は違っていた
色々と地球上の電波をトレースをした結果、観測したものがそれらとは異なる高速電波バーストというものだと結論づけた
現時点で15回観測されていて、すべて違った場所から発生しているので謎だった
原因として考えられるのは中性子星の表面の揺れ等
エイリアンの可能性も有り得なくはない
今回の論文は高速電子バーストをデータの中からみつけ、そこから電波バーストの生じる場所の特徴を示した
そのデータには極性情報が乗っており、それによって電波バースト発生源の近傍か母銀河内磁気領域を通過していることがわかった
さらにプラズマによって電波が散乱されており、それによってこの電波源はプラズマ雲の中に存在する可能性があることもわかった(それがどんな雲なのかは謎)
プラズマ内に存在するということはそれが若い物体の可能性が高い
論文を書いた人は色々ある説では中性子星の揺れが原因と考えているがまだわからない

議題:宇宙にはどんな生物が存在するか

イメージとしての宇宙生物
  • 毛がなさそう
    • 水中生物ならない方が良い
  • 小さそう(微生物とか)
    • 小さいとガス惑星でも生存できそう
  • 硬そう(水がない環境が多そうだから)
  • ケイ素生物 (ガメラとかで見た)
    • 意外とその辺に存在しているのでありえるか?
これらの生物としての特徴を決定づける要素は何か?
  • 重力
    • 重力によって大気組成も変わってきそう
  • 大気組成
  • 温度 
他の銀河系惑星の環境を例にしたらどうか(火星)
  • 水の痕跡があるため水素や酸素はあるのではないか
  • 質量は地球の半分で重力は三分の一
  • 温度は平均−43度だが、一番気温の高いときは地球とそれほど変わらない
これらから予想すると、
  • 水を液体として保持できるくらいの圧力に耐えられる(要するに固い)細胞壁をもった生物 
ならば生きられるのではないかということで、固いというイメージは案外わるくないのかもしれない

まとめ
自分たちの地球外生物のイメージがとてもSF作品の影響を受けているということを実感した。それらの事前知識がない状態で同じことを考えたらどうなるのかとても興味深い。

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