参加者: 6名
[議論点]
健常な細胞にのみに働くテロメラーゼがあれば、不老を実現できるのか
1. 老化とはどのような状態なのか
・細胞増殖の制御をしている: 加齢の原因と考えられている
・テロメアの長さが短いこと,役に立たない細胞が増える: 腫瘍,変異の可能性
2. テロメアの長さが維持できた場合どうなるのか
・過剰に生成される危険性
→増えたものがマジョリティになり,危険
すべての細胞にテロメラーゼが働く場合
・悪性の細胞が排除されずに増殖する
健常な細胞にのみテロメラーゼが働く場合
・健康維持がしやすい,身体的な加齢を抑えられる
・健常な細胞が大半をしめることでうまく機能させられるのか
→限界がある(健常なものを阻害する恐れ)
3. 細胞増殖の制御
・老化防止のメカニズムだが,うまくいかないと老化を促進してしまう
4. 複製による問題
・分裂によってがんになる可能性
→がんは自身で増殖するため避けられない
5. 再生できない細胞
・脳の神経細胞など,再生できない細胞については老化を避けられない
結論:
健常な細胞にのみ働くテロメラーゼがあっても,老化を制御することは困難.
他に老化を制御できる機構がないと不老の実現は難しい.
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