2024年7月23日火曜日

新・大学生物の教科書 第3巻 生化学・分子生物学 第15章 化学エネルギーを獲得する経路

 [議題] 肥満の治療としてどのようなものが考えられるか

[結論] 食事量・運動量一定の条件で、体質として太りやすい人を痩せやすくするための治療を考えた。治療のアプローチとして、褐色脂肪組織とアセチルCoAに注目した。具体的なアプローチとして、薬で褐色脂肪細胞を活性化させたり、人工的に褐色脂肪を増加させる方法を考えた。また、行動レベルでは涼しいところに住み、一気にカロリーを接種することを避けるべきと考えた。一方、他の反応や経路も考慮しないといけないため、アセチルCoAが脂肪酸になる経路をコントロールするアプローチは難しいと考えた。



2024年7月16日火曜日

新・大学生物の教科書 第3巻 生化学・分子生物学 第14章 エネルギー、酵素、代謝

 [議題] 代謝回転数に大きな幅があるのはなぜか。また、代謝回転数はどのように決まるか

[結論] 酵素ごとに場所や必要な産物の量が異なるため、代謝回転数に大きな幅があると考えられた。また、代謝回転数の主な変数として元々の活性化エネルギーの大きさ(大->遅い)とp.48の図の三種類の代謝機構が挙げられた。



2024年7月9日火曜日

新・大学生物の教科書 第2巻 分子遺伝学 第8章 細胞周期と細胞分裂

[議題] なぜ、アポトーシスは炎症反応を引き起こさないのか?

[結論] ネクローシスでは、ネクローシス細胞が破裂した際に内容物が細胞外に放出されることで炎症を引き起こす可能性がある。一方、アポトーシスでは、ブレブという膜状の突出部から分裂して、細胞断片が外部に放出されるため、内容物が周囲の細胞に影響を及ぼすことがないから炎症反応を起こさない。



2024年7月3日水曜日

新・大学生物の教科書 第1巻 細胞生物学 第7章 細胞の情報伝達と多細胞性

 [議題]P.396 3. ステップが多くあることからこの過程に特異性がもたらされる。 なにに対するの特異性? この特異性によっての役割は?

[結論]プロテインキナーゼカスケードについて、ステップが多くあることからこの過程に特異性がもたらされるというのは、各リガンドでそれぞれ独立の応答群が起きており、そのリガンドから最終的な応答群までの関係を特異性と呼ぶ、という解釈ができ、プロテインキナーゼカスケードにおいて、信号の増幅や、細胞応答などの様々な応答が必要だったため、結果的に進化の過程でこのようなステップ数となったと考えられる。