2012年11月15日木曜日

MBCセミナー 5-2: DNA複製機構

担当:齊藤
参加者7名

節の概要:
すべての生物は、細胞分裂の前にDNAを正確に複製する必要がある。
精巧な複製装置が、並外れた精度を達成する仕組みが示されている。

議論した点:DNAを複製するタンパク質複合体が一カ所に留まれるのはなぜか
・何か支えるものがあるのか、細胞骨格等にくっついているのか
・複合体大きいために、比較的動かないだけではないか
 ・拡散定数等で説明できないか
・DNAにはあそびがあるので、全体を動かす必要がないためにDNA鎖を動かした方が楽なのかもしれない
・タンパク質を再利用することを考えると、複合体が動かない方が良さそう

他の議論点:
・DNAトポイソメラーゼ1がDNA二重らせんの両方についたらどうなるのか
・複数のタンパク質が協調して合成を行なうような複雑なものがどうして定着したのか
・高エネルギー結合を切断できるような酵素がもしあれば、3'→5'方向の合成できるのか
・RNA一本鎖を延ばすタンパク質は存在するのか
・修復タンパク質とニックが消えることの同期はされているのか

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