担当:佐藤
参加者:9名
節の概要
4節:癌化に重要な遺伝子変異からどのようにがん細胞特有の性質が生じるのか、がんと
関連する遺伝子の機能の特定、結腸がんをモデルにしたがん進行の例について
5節:現状のがん治療方法と今後の発展について
議論点
がんデータベースの有効利用
がんデータベース
○全国がん登録データベース
国主導の既存の地域がん登録・院内がん登録データベースを統一した包括的DB
がんについて:がんの種類、進行度、治療内容、発覚日、発見経緯
個人について:姓名、性別、生年月日、居住地、医療機関名、生存確認情報
といった情報をデータベース化する
全ての情報が登録されるため、バイアスがないデータが得られる。
フォーマットが統一されデータが扱いやすくなる。
○オープンながんデータベース
ex)がん診断画像レファレンスデータベース(国立がん研究センター、データ数百件)
アクセスが容易である。
○コミュニティサイドのデータベース
ex)Patients like me:患者によるヘルスコミュニティー
国を超えたデータベースフォーマットの統一ができる。
アクセスが容易である。
データベースからわかりそうなこと
◇発見経緯からあるがんに有効な発見方法がわかるかもしれない
◇地域と特定のがんとの相関性が見えてくるかもしれない(環境要因の特定につながる)
◇がん細胞の変異情報からがんの状態を記述できる
◇がんに対する有効な治療法の判別(治療法別の生存率、有効度判定など)
→無駄な治療や医療費の削減につながる
◇新規治療法の発見(偶然から治療法が確立される可能性)
◇医療機関や医師ごとの生存率がわかる
→講習会や誤った治療が行われてないかなどのチェックの基準になる
まとめ
フォーマットの統一されたデータベースができることで、今まで見落とされていた事実が明らかになったり、がん研究での利便性が増すことが考えられる。
具体的にデータベースが出来てみないとどんなことが可能か詳しくは分からない。
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