担当:池野
参加者:9名
元論文:
http://www.nature.com/nature/journal/v515/n7526/abs/nature13874.html
概要:
デイノケイルスは、1965年に初めて化石が見つかって以来多くのことが謎に包まれたままだった。最近新たに発見された2つの標本により、近縁種には無い骨格的特徴が多数判明し、中湿性の環境に生息している巨大な雑食動物であるとわかった。
議題:未来で失われてしまっている情報、残っている情報、残すべき情報はなにか
◆残っている、または残すべき情報
・生物のDNAデータ
⇒DNAが残っていれば生物を復元できる可能性がある
・人間がつけているさまざまな記録は残るであろう
◆失われてしまいそうな情報・・・主に無形の情報
・言語や文化など
・(人間が未発見な)絶滅した生物についての情報
・リアルタイムなデータ
⇒どの程度細かくとっておくべきか?
・生物の行動(生態学)
◆情報には有形と無形のものがある
●有形の情報について
・将来どんな情報が必要とされるのかはなかなか考えつかない
・とりあえず網羅的にとっておけばいいのではないか
⇒現在、植物の種子を取っておいたりしている(シードバンク)
●無形の情報について
・文化、環境などは記録しておく必要
・生物の行動などの生態学的データ
人間の視覚情報の割合は大きい(80%くらい)
⇒これらは、画像、映像として空間情報を記録することである程度カバーできる?
⇒全体をまんべんなく、一部は詳しく記録すると良いのでは
⇒VRへの応用可能性
◆まとめ
現代では情報化に伴い記録されるデータはどんどん増えてきている。将来どんな情報が必要とされるかわからないので、網羅的に情報を記録しておくことが求められる。そのための一手法として、画像や映像による空間情報の記録があげられる。
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