参加者:8名
音源:
元論文:
Levantine cranium from Manot Cave (Israel) foreshadows the first European modern human
http://www.nature.com/nature/journal/v520/n7546/full/nature14134.html
概要:
北イスラエルである工事中ブルドーザーが地面を削っていると鍾乳洞への小さな入口を見つけた
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この鍾乳洞を調査したところある頭蓋骨を見つけた
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この頭蓋骨の発見は、55000年前に人類が東アフリカからヨーロッパに移動してきたことの証拠に成り得る
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さらにこの頭蓋骨は後期石器時代の人間の頭蓋骨に似ている
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発見された頭蓋骨の人はヨーロッパ人の祖先である可能性が高い
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さらにこの洞窟の近くにはネアンデルタール人の住んでいた場所にも近いので異種交配が行われた可能性もある
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この頭蓋骨ももしかするとネアンデルタール人とのハイブリッドの可能性もあるかもしれないが、詳しくはDNAがてにはいらない限りわからない
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現時点ではDNA抽出は困難だがいずれはできるようになるかも?
イスラエルは地形上同じような鍾乳洞が他にもある可能性が高いのでもっと頭蓋骨が見つかるかも
議題:
化石の効率的な発見方法
■現在はどのようにして予測しているのか
- 人の化石の場合は人が住みやすそうなところ(川の近くや洞窟)等で比較的発見できる確率が高そう
→いまでは川ではなくなっている場所もあって発見するのは難しいか
- たまたま見つかることも多い
- すでに発見された場所の近くを探す
■どのどうな場所で化石ができやすいか
- 川の近くは地層が露出しているためみつかりやすい
- 昔起きた災害(雪崩や噴火、洪水)の痕跡場所には埋もれてしまった当時の動植物の化石があるかも
- 石油のある場所の近くには化石もあるか?→石油になっているということはそのままの状態で残っているものは少ないか
- 嫌気性の粘土の場所で多数化石が見つかった事例あり(オーストラリアのアデレード)→泥が堆積しやすい地形だった
まとめ:
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