Nature Podcast(2015/10/15) Mystery cells
元論文(http://www.nature.com/nature/journal/v526/n7573/full/nature15700.html)担当:平田
参加者:7名
概要:
線虫の一種であるC.elegansはモデル生物として広く利用されている。通常雌雄同体であるC.elegansの神経細胞は302個だが,雄に限り383個存在すると思われていた。しかし,新たに2つの雄特有のニューロン細胞が発見され,この細胞がC.elegansnoの行動・習性における性的二形性にどのような影響を及ぼすかに注目が集まっている。
議題:
真に男女平等にすることは可能か?
●男女平等が目指されていること
<権威関係>
・国会議員の男女比
・首相・大統領の男女比
・会社における管理職の男女比
<職業関係>
・大学教授の男女比
・雇用機会
<社会関係>
・家事の担当
●実現が難しい理由
<権威関係>
・女性には産休の必要性が生じる(生物学的理由)
しかし、外国は女性首相が多い→日本では社会的背景も理由に
<職業関係>
・そもそもの大学生の男女比が偏っているから就職先の男女比も偏る
*大学教授の男女比に関して
・そもそも工学部に女学生が少ないからそこから教授になる女性が少ない
・情報科学研究科における女性の助教は5%
*大学生の男女比率に関して
・医学系や文系は女性が多いのに対し、逆に看護系等は男性が少ない
→各々の学部の名称から連想されるイメージが男女比に影響?
→女性にとっては就職に有利に働く資格が取れる学部かどうかが重要?(医学系や薬学系)
→工学部には就職に有利な資格をとる機会がない?
まとめ:
・男女平等の実現が難しい理由として、大きくはそもそもの大学生の
男女比が偏っていることが影響していそうである
・学部によって男女比が異なるのは、本人もしくは社会が持つイメージに
よるものと、各学部で取得可能な資格による影響が考えられた
・男女平等の実現は当分はまだ難しいことが考えれらたが、
今後の大学生の男女比率が改善されることで実現する可能性も考えれらた
しかし、それにはまだ数世代の時間が必要であると考えられる
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