2018年5月8日火曜日

細胞の分子生物学 第3章「タンパク質」

担当:新田
参加者:7名

概要
 タンパク分子の立体的なコンホメーションはアミノ酸配列によって決まる。大きなタンパク質はいくつかのドメインという規格単位が繋がったものであり、ドメインそのものが変化したり他のドメインと結合したりすることで進化してきた。
 あらゆるタンパク質は、リガンドが結合することによるコンホメーションの変化や、アミノ酸側鎖への小さな分子の共有結合的付加によって調節が行われており、この調節機構によって様々な働きをする。


議論点
酵素ドリンク(補酵素飲料)の効果

例:飲むヨーグルト(乳酸菌)
  ベルタ酵素ドリンク(165種類の酵素数、新酵素成分「エンザミン」)

効果
・そもそも酵素そのものは入っていないのではないか
 →市販品は衛生上加熱処理されているため、酵素の多くは失活する

・吸収はされないが酵素は入っている
 →消化を助ける等

・酵素を活性化させる
 →アミノ酸・ビタミン・ミネラル
 →補酵素(多くはビタミンとして知られる)

酵素と補酵素の違い
 酵素:反応しても無くならない、タンパク質
 補酵素:反応すると無くなる(一度使用されても再度使える)、タンパク質以外

まとめ
一般に酵素ドリンクと呼ばれるものには、実際には酵素そのものではなく、酵素反応に必要な補酵素が入っているのではないかと考えられる。

0 件のコメント:

コメントを投稿