担当 : 加賀谷
参加者 : 10名
音源 :
http://www.nature.com/nature/podcast/index-2015-02-26.html
元論文 :
Dietary emulsifiers impact the mouse gut microbiota promoting colitis and metabolic syndrome
http://www.nature.com/nature/journal/v519/n7541/full/nature14232.html
概要 :
加工食品に使われている乳化剤は、腸管内部の微生物相に対して悪影響を与えるとの仮説を裏付けるマウス実験の結果が出た。腸内微生物相が乱れると炎症性腸疾患やメタボリックシンドロームと呼ばれる肥満関連症候群などの多くの慢性疾患の原因となりうる。
議題 :
食品添加物の長期的影響・制限方法について
・超長期的な影響は実はない?
・影響が遺伝するか
・ 「危険はない」というのが安全と捉えられている
・結局は摂取量の程度の問題
・長期的な影響のあらわれかた
・ガンになる
・生活習慣病になる
・臓器の機能低下に繋がる
・腸内環境の変化
→ 多面的な影響が出てくる
■ 制限方法について
・長期的な影響がわからないと制限することは難しい
・アプリなどで食べてるものを集計してみる
・簡単にカロリーや添加物を測れたら便利
■ 疑問点
・摂取基準などが画一的でよいのか
・腸内微生物相の安定性はどのくらいなのか
まとめ :
食品添加物の影響は、短期的に見れば危険ではないことが証明されているものの、長期的に見た影響については不明な部分が多く、ただ便利だからといって何も考えずに利用していくのは少し不安な部分もあると感じた。腸内微生物相の安定性については、外因が与える影響がどの程度のものなのか測るために必要な知識なので、今後調べていきたい。
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