2016年7月5日火曜日

細胞の分子生物学 12章 細胞内区画とタンパク質の選別 第1~5節

担当:笹澤
参加者:10名

概要

真核細胞それぞれ膜に囲まれ機能の異なる細胞小器官に分割されています。細胞小器官はそれぞれ特有の酵素群や分子を持ち、複雑な輸送系を通じて特定の産物の運搬を行っています。これらの区画はタンパク質によって機能を付与されています。タンパク質は様々な反応を触媒し、選択的な輸送に関わる働きをしています。

1節

真核細胞では、ない膜系が作る小器官と呼ばれる区画が体積のほぼ半分を占める。
各小器官はそれぞれ独自の機能を果たすための固有のタンパク質を含んでいる。

2節

閣内で合成されたRNAやリボソームのサブユニットは細胞質へ運び出され、核内で機能するタンパク質はすべて細胞質で合成されて核に取り込まれる。

3節

ミトコンドリアと葉緑体は独自の遺伝子系を備えているが必要なタンパク質のわずかしか合成せず、その大半を細胞質ゾルから取り込んでいる。

4節

ペルオキソームは分子上酵素を用いた酸化反応を行う。

5節

小胞体は細胞に必要な資質のほとんどを合成し蛋白合成の大部分も小胞体の細胞質ゾルに面した表面で行われる。

議題

細胞の専門性を変化させたらどうなるか

専門性を高めれば?
分散して持つことで病気等のリスクを減らせる。
専門性のある細胞が怪我等で失われた場合にまずいことが起きる。
必要な物質の運搬が大変

機能をまとめたら?
もはや多細胞生物である必要はない。
→キノコのようにほぼ同じような細胞が集合している例もある
エネルギーの消費が増えそう。

まとめ

一つの細胞が万能な機能を持っていたらその細胞だけで生物として成り立ってしまうのではないかと思ったが、キノコのようなほぼ同じような細胞の集合体もあるというのは興味深い。やはり機能を分散して持つ方が何かと変化に対して柔軟に対応できるのではないだろうかと思った。






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