2021年11月10日水曜日

細胞の分子生物学 第10章 細胞の内部構造 第1節(pp.565-576)

議題:コレステロールが脂質と比べて迅速にフリップフロップを行える理由(p.570, 6行目)

結論:仕組みとしては頭尾の極性の小ささによりフリップフロップは脂質よりも容易であること,目的としては脂質二重層内外の制御の多様性を大きくすることからコレステロールが脂質と比べて迅速にフリップフロップを行える.詳細は以下.

仕組みの側面:コレステロールの頭部が比較的小さいことで頭尾の極性が小さくなり,フリップフロップが容易になるため.

目的の側面:(逆説的ではあるが)脂質二重層の内外において脂質は不均一に分布することに対して,コレステロールは均一に分布することで,多様な制御を実現できるため.


2021年11月8日月曜日

細胞の分子生物学 9章 細胞の可視化 第2節(p554-564)

議題:観察の際に分解能と倍率のどちらが重要か

結論:観察の目的によって、分解能と倍率それぞれの重要度が変わる