2017年12月12日火曜日

Nature podcast 2016/04/21 1.5degrees (B4 呉)


担当:呉 鴻睿
参加者:6名

[概要]
  工業化前と比べて、2℃地球が温暖化すると様々な国に多くの影響があると予測される。そのために多くの国が、温暖化を1.5℃以下に制限することを主張している。そして主にCO2の追加削減によってそれが達成され、2045年から2060年に達成される、世界のぜろ炭素排出量への早期移行を意味した。

  
 [議論点]
議題:暖かくなったらどうしようか
現在と比べて4℃上昇した時に、人類にどのような影響があるのか議論してみた。

問題無いと考えられる点
・人類全体で見たら問題無い
・居住域は変わるかもしれないが、人口にさほど変化は無い
・海にも住める
・テクノロジーをその前に進化させればいい

問題あると考えられる点
・熱帯化する
・海抜が上がり平地が少なくなる
・滅ぶ国があるかも(ツバル、オランダ)
・台風の影響が大きくなる
・そもそもあまり移動をしたく無い

あると望ましいデータ
・人が何℃まで生きられるか
・土地によって住んでいる人の割合
・温度と海抜上昇の関係
・消える国たち

[まとめ]
発生しうる問題、問題がありそうだが解決できる点について議論したが
確かに特定の国や民族、熱帯の病気などに耐性を持たない人は危ないかもしれないが、人類全体で見たら4℃程度の気温上昇は平気かもしれない。ただ今回はデータ自体が少ないので、必要だと考えるデータについて調べて議論することが望ましい。

2017年12月9日土曜日

Nature podcast 2016/04/14 Brain backup (B4 石塚)


担当:石塚慶太
参加者:7名

[概要]
  近ごろのパソコンは、文書を書いていてフリーズしても、 再び開くと続きから書ける。また、昔は水に落ちても壊れない防水ケータイなどがあった。これらのように、機械の、その働きを妨げるものごとに抗う性質のことをrobustnessといい、工学ではrobustnessを有する機械を作るのが当たり前である。このrobustnessをネズミの脳も有することが見つかった。
  左右に一対の物を置いた箱のなかにネズミを住まわせ、左のものを舐めたときのみ水を飲ませるようにした。これをしばらく続けてネズミに左のものを舐めるくせがついたら、ネズミの左の脳の短期記憶を司る所にブルーライトをあてて短期記憶を消した。このネズミを再び箱の中にいれたところ、相変わらず左の物を舐めた。右の脳の短期記憶を消しても同様だった。然し、両脳の短期記憶を同時に消した場合は右の物を舐めることもあった。
  よって、脳の少なくとも短期記憶を司る所は、 両脳が互いを補い合って脳の損傷に対してのrobustnessを得ていることが分かった。

  
 [議論点]
議題:記憶の書き換えを行う未来はくるか
記憶の書き換えは今ある技術を基にどのように行われ得るだろうか、又記憶を書き換えられるようになったら世はどうなるかの二点を話し合った。

記憶の書き換えは今ある技術を基にどのように行われ得るだろうか
記憶を書き換えるには、いまのコンピュータより類推すれば、①記憶のformatを識ること②脳の長期記憶を司る所をいじり記憶を消したり書いたりすること。が要る。
①いまconnectomeの仕組みを調べているらしい、それと海馬をスライスしてデータにする研究が行われているらしい
②ブルーライトで消せるのではないか。しかし狙って消すのは難しいのでは。書く方法はわからない。



記憶を書き換えられるようになったら世はどうなるか
暗記が楽になる。しかし、記憶容量に限りがあるのではないか。でも、書き換えができるならば容量は問題にならない。
人の記憶が書き換えうるならば、証言を信頼できなくなって、捜査と裁判が難しくなる。
望まぬ記憶を消してトラウマを治療。消さなくても弱めるのもいい。
秘密保持に役立てる。消去しなくても、コンピュータのようにアクセス制限をかけられるのではないか。

[まとめ]
記憶の書き換えは難しいようだけれども、実現できないとは断言できないようだ。

2017年11月28日火曜日

Nature podcast 2016/04/07 Mobile mental health

担当 : 甲斐
参加者 : 7人

概要
スマートフォンの所有が増加し続ける中、研究者や臨床医は、双極性障害(BD)などの慢性疾患の管理を強化するために、この技術の使用について調査している。今回、Google PlayとiOS storeで利用できるBDについてのアプリの種類を同定し、それらの特徴やコンテンツのクオリティを評価した。

議論点
機械は医者の代わりになりうるか

医者
・内科
・精神科

医者の役割
・病気の判別(定期検診)
・薬の処方 → 一部機械で代用可能?
・経過観察 → 熱や顔色は機械で判別可能
・アフターケア
・他の医者の紹介
・説明
・医局の経営
・問診

機械
・検査に強い(データ処理)

機械だけになるとどうなる?
→責任の所在は?
 機械の学習等の担当が医者になるのでは
→あくまで機械は補助にとどまるのではないか

まとめ
機能だけを考えれば、ある程度代替可能なのだろうと思う。しかし、トラブルにおける責任の所在などの事情が絡むことで、最低一人は関わらざるをえないのだろうと思われる。将来的にどうなるのかは気になるところではある。

2017年11月14日火曜日

Nature Podcast(2016/3/31) Rising tides


担当:栗本
参加者:7名

[概要]
 ここ数百年、南極・北極の大気温はわずかに上昇しているだけであるが、世界の海の平均海面は6~9m高くなっている。主な原因は南極の氷床である。今回、氷床と気候変動を組み合わせたモデルを作成し、このまま温室効果ガスを排出し続けた場合にどれだけ海面が上昇するのか計算した。


[議論点]
 モデルとは何か

<モデルと似た単語>
 ・仮説(hypothesis) --- 定性的、定量的
 ・予測(predict) --- 定性的
 ・定理(theorem) --- 定性的
 ・予測器(predictor) --- 定量的
 ・関数(function) --- 定量的
 ・可視化(visualization) --- 定量的
 ・法則(law) --- 定性的

モデルとは...
「分かりにくい(人間が理解できていない)現象を分かりやすくする。
 それによって、分からないことが分かるようになる。」

分からないこと:未来、現象の要因など。


[まとめ]
 モデルと似た意味の単語は思っていたよりも多くあったが、どれも少しずつニュアンスが違うと感じた。普段、機械学習という単語をよく聞いていると、モデルという単語に予測器という側面を感じがちな気がした。


2017年10月31日火曜日

Nature podcast 2016/3/17 Retrieving lost memories

担当:劉
参加者:6人

概要
アルツハイマー病の表現の一つは記憶低下である。記憶を失うのは保管された記憶がなくなることではなく、記憶の保管所のアクセスがなくなると言われた。研究者たちは初期アルツハイマー病のマウスを対象として実験をして、マウスのエングラム細胞のシナプスを活性化すると、記憶を回復できる。初期アルツハイマー病の記憶欠失の治療戦略となる可能性がある。

議論点
アルツハイマー病の発病年齢

65〜90(ウィキペディアより)

発病原因
amyloid-βタンパク質がたまる
→神経細胞が死ぬ
→記憶を失う

記憶
store
retrieve

遺伝子は何歳発病することを決める?

遺伝子の影響の比率
調べる方法:
GWAS
双子

まとめ
アルツハイマー病の発病年齢はだいたい65歳から90歳の間である。amyloid-βタンパク質は発病の重要な原因だと考えられる。どの年齢で発病するのは多分遺伝子が決めるが、環境と生活習慣の影響も考えしなければならない。遺伝子の影響の割合を求めるために、GWASと双子(同じゲノムで違う環境)がいけそうだ。

2017年10月17日火曜日

Nature Podcast(2016/03/03) Where am I?

担当 : 甲斐
参加者 : 6人

概要
海馬CA2亜領域に存在する独特なニューロン群が、不動状態にあるときに現在位置についての信号を発しており、それはこれまで明らかにされていなかった海馬全域にわたる回路網パターンとの関連で行われていることが分かった。また、場所の信号発信は、徐波睡眠時に多く現れる短い脱同期期間まで持続していた。従って、海馬は不動状態にあるときでも現在位置の明確な表現を生み出しており、これは動いていないときに起こる経験に特異的な記憶過程があることを示している。

議論点
帰巣本能との関係

帰巣本能
・現象
・能力(機能)
 こうした能力はなぜ発達した?
 ・環境に適応することで発達
 例. 人は生きていける範囲が広く、動物ほど帰巣本能が強くないのでは
 ・安全性の確保のために発達
 ・行動範囲の広さによるのでは

海馬の機能として周辺の位置情報を漠然と認識
→帰巣本能と合わせることで帰れるのでは

まとめ
動作時と非動作時における位置の認識について考えたことがなかったので面白いと思った。今回、海馬においてそういった機能があるというのは、今までの認識からすると意外であった。脳の他の部分にもそういった機能があるのだろうと思うと興味がわく。

2017年10月11日水曜日

Nature Podcast(2016/02/25) Lab today, clinic tomorrow?

担当:栗本
参加者:8人

[概要]
 昨今、ゲノム編集技術の進歩が著しいが、技術的な進歩に比べて、法的・倫理的な問題や科学者以外の意見が反映されていない現状がある。これからのゲノム編集技術の可否について議論が行われている中、その影響を1番最初に受ける障害のある人の意見が反映されていない現状がある。

[議論点]
(ヒトにおける)遺伝子操作のメリット・デメリット

<メリット>
・欲しい能力(外見)が手に入る可能性があがる
・障害を治療できる
・障害を持って生まれる子が減る
・治療費の軽減
・生物(生命)の理論が深まる

<デメリット>
・遺伝子操作をしていない子の環境が悪化する
・宗教的に受け入れられない人たちもいる
・多様性がなくなる
・お金がかかる(貧富の差、国の差が出る)
・安全性(ゲノムデータの保管・手術のリスク・与える影響が不明)
・遺伝子操作を行うこと自体へのリスク
・法制度、社会全体の理解を得られるか
・未来を予測して操作することはそもそも不可能なのではないか

[まとめ]
最後に大林先生が仰っていた、種全体と個人の利益の相反が、ゲノム編集が広まると問題になってくるのではないかと感じた。自分の子供にゲノム編集をした胚を使いたいと言っている人も少なからずいたが、全員がゲノム編集をする世界になったら、どのような個性が求められるのだろうか。