2017年9月12日火曜日

大学生物学の教科書 15章 免疫:遺伝子と生体防御システム

担当:甲斐
参加者:5名


概要
15.1 動物には病原体に対する生体防御システムを持ち、大別すると、非特異的防御と特異的防御の2つがある。
15.2 非特異的生体防御システムは病原体の種類を問わず体内に侵入するのを防ぐシステムであり、バリアや局所因子により生体を防御する。
15.3 特異的生体防御システムは非特異的生体防御システムをくぐり抜けた病原体を特異的に標的とするシステムである。
15.4 B細胞表面の特異的抗体に抗原が結合すると、クローンが多数産生され侵入者と戦っている。
15.5 細胞性免疫応答は、原因がなんであれ、正常細胞が異常となる状況全てに対応するものであり、T細胞が主役となる。
15.6 DNAのランダムな再編成による多様性に加え、小遺伝子の変化により抗体の種類は膨大なものとなる。
15.7 免疫系が正常に機能しないのは大問題である。過剰反応はアレルギー反応と呼ばれ、異常反応は自己免疫疾患と呼ばれる。

議題
白血球を倒せるものはあるのか

観点
・進化
もし白血球が倒せなかったらどうなるか(ウイルスが強すぎる場合)
→ そもそも宿主である生物が生きられない
→ 結果としてウイルス自体が広まらない
ある程度弱くなったウイルスが残っているのが現状ではないか

・自他の白血球の強弱
白血球自体の強弱はどうなのか
→ 白血球のバリエーションが多すぎる
そもそもどうやって調べるのか

まとめ
白血球を倒せるような病原菌はあるとは思われるが、そのようなものはまず広まらないのではないかと考えられる。また、自他の白血球に関しても強弱は考えられるが、まずもって比較がしづらい。

2017年9月5日火曜日

大学生物学の教科書 13章 組換えDNA技術とバイオテクノロジー

担当:劉
参加者:5名

概要
13.1 DNAを解析するために、いくつの方法がある。まず制限酵素は遺伝子を操作するナイフになっている。ゲル電気泳動は、長さが違うDNA断片を分離できる。サザンブロッティングでは、目的の断片を検出する。DNAフィンガープリンティングは、個人識別に応用されている。
13.2 組換えDNAとは、DNA断片を再連結し、新しい遺伝子を作り出すことである。
13.3 遺伝子を細胞に導入する時、リポーター遺伝子が必要だ。遺伝子をランダムな部位に挿入すると、ベクターの一部として導入する方法がある。
13.4 DNAは遺伝子ラブラリ、cDNAラブラリ、人工合成、人工変異技術から得られる。
13.5 その他に、ノックアウト、ギーンサイレンシング、DNAチップなどのDNA技術がある。
13.6 バイオテクノロジーとは、生体を利用して人間に必要なものを生産することである。タンパク質工場、医薬品の生産と農業で応用されている。でも、それに対して大衆の不安が増やしてきている。

議題
バイオテクノロジーに対する不安をどうすれば取り除けるか

遺伝子組換え:対象:細菌、植物、動物目的:タンパク質・医薬品の生産、食料細菌、動物→タンパク質・医薬品植物、動物→食料

どんな不安:安全性の証明が難しい植物の遺伝子組換えが速い動物の不安がより低い医薬品は摂取量が少ないので気にしない

不安を弱くする方法:宣伝

まとめ
バイオテクノロジーはタンパク質、医薬品と食料の生産で応用されている。バイオテクノロジーに対する不安を完全に取除けるのは不可能と思われるが、バイオテクノロジーが知らない人にその知識を教えれば、不安がどんどん減っていくかもしれない。