2014年4月15日火曜日

[MBC2014] 1-1: 地球上の細胞が共有する特徴

担当:大林
参加者:10名

節の概要:
セントラルドグマに沿った情報と物質代謝の関係性という,生物普遍のシステムについて述べている.

議論点:
動物の行動は、どのようにゲノムに記されているか.
 ▷ 後天的に学習する方法
  - 自分の体験から学ぶ
  - 親から学ぶ
  - 昆虫には痛覚がないらしい
   > 学習できないので行動はゲノムに書かれている
 ▷ 先天的に書かれている情報は何か?
  - 具体的な行動ルールではなく,基本的なこと(生命の危機に関する情報の取り扱い)がゲノムに書かれている.
  - 一部の細胞の破壊されると「痛み」情報として全身に(特に脳に)伝達される.
  - 未知の対象を恐れるという基本ルールはあるか?
   > 無い可能性が高い
  - 火を恐れるという基本ルールはあるか? 
   > 熱による細胞ダメージから後天的に学ぶ
 ▷ 学習のレベル
  - 虫:学習しない
  - 魚:学習する
  - 鳥:先輩から学ぶ(飛び方,鳴き方:習得時間の短縮)
  - 猿:先輩から学ぶ(道具の使い方:ゲノムと独立性が高い.文化)

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