2014年6月10日火曜日

[MBC2014] 4-5:ゲノム進化のしくみ

担当:小舘
参加者:10名

節の概要:
遺伝子やゲノムがどのように進化し、多様な生物を作り上げてきたかを見ていく。

議論点:
ヒト加速領域の機能はなにか

(ヒト加速領域:
 ヒトとチンパンジーが分岐してからの約600万年間で
 極めて例外的な速度で変化したDNA配列中の領域。
 脳の発達時期にかかわる非翻訳RNAを指令。)

●大脳皮質:高次の認知
 言語, 計算 など

●ヒトとチンパンジーの脳のちがい
 ・大きさ
  チンパンジー:約400cc ヒト:約1350cc
 ・構造も違う?
 配列はどう変化した?

→ヒト加速領域をチンパンジーのものと置き換えて
 発現パターンを調べれば、機能はわかるのではないか。

●チンパンジー→ヒト→その先はどうなるか
 脳は大きくなる?
 ・これまでの進化との環境のちがい
 ・脳の大きさは現在が最適か?
 ヒト→分岐する?
  宇宙に進出すればあり得るかも

・領域にSNPがあればそれを調べてみるのも手
・チンパンジーの研究:けっこう大変
・脳の大きさと能力はどう関わるか

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