担当:佐藤(広)
参加者:7名
音源:
http://www.nature.com/nature/podcast/index-2015-01-15.html
元論文:
RBM3 mediates structural plasticity and protective effects of cooling in neurodegeneration
http://www.nature.com/nature/journal/v518/n7538/full/nature14142.html
概要:
冬眠中の哺乳類は体温が低下するとシナプスが消失し、体温が上昇するとシナプスが再形成される。今回の実験では、神経変性疾患のマウスモデルはシナプス再形成能力が低下していることが観察された。また、RBM3の発現レベルを上げるとシナプス再形成能力が回復し、RBM3をノックダウンさせるとシナプスの消失が加速することが観察された。
議題:
人間が冬眠可能になったら何ができるか
■冬眠のメリット
・エネルギーの節約
→老化防止(延命)
→資源の節約
⇛冬眠しなければならないような状態は節約しても手遅れ?
・人間の保存
・手術の前準備
■冬眠のデメリット
・寿命を消費する?
・ジェネレーションギャップ
・老化は完全には防げない(何らかのエネルギーは消費している)
・腸内細菌への影響
→熊の場合は?
■実例
・コールドスリープ?(宇宙船?)
・低体温症のおかげで生存
■冬眠手段
・脳のデータ化
→身体への可逆性は?
・脳だけ保存
→代謝の方法は?
・身体を冷凍
→解凍手段があれば
まとめ:
様々なメリット・デメリットが挙がったが従来の冬眠のメリット(エネルギーの節約)とは違う人間独自の冬眠のメリットが挙げられた。また、その冬眠手段について現在実行可能なものはあまり思いつかなかった。
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