2025年5月29日木曜日

新・大学生物の教科書 第2巻 第9章 遺伝、遺伝子と染色体

【議題】プラスミドを介した抗生物質耐性遺伝子の転移を防ぐにはどうしたらいいか。 

【結論】ヒトにおいては抗生物質耐性遺伝子の転移を防ぐことは難しい。現実的にできることは、抗生物質やプラスミドの複製阻害剤などを使用して、抗生物質耐性遺伝子の広がりを防ぐこと。


2025年5月26日月曜日

新・大学生物の教科書 第1巻 第4章 核酸と生命の起源

【議題】同じ配列で形が異なる場合、それは同じ情報といえるのか。

【結論】配列が同じでも、構造や機能、可逆生の違いによって情報は同じとは限らない。「同じ情報」と言えるかは、機能や可逆性を含めた文脈によって決まる。



2025年5月14日水曜日

新・大学生物の教科書 第1巻 第3章 タンパク質、糖質、脂質

【議題】L-アミノ酸の選択のようなホモキラリティは生物にとってどのような意味があるか

【結論】アミノ酸や糖質などミクロの視点では安定と効率の面でホモキラリティが重要である。臓器などの偏りについてはミクロな偏りが要因の一つかもしれないが、一般化はできない。



2025年5月8日木曜日

新・大学生物の教科書 第1巻 第2章 生命を学ぶ 生命を作る低分子とその化学

【議題】水の性質は他の惑星でも生命を支えるのか?

【結論】他の惑星では水の性質(惑星Xの気温で液体であること、極性をもつこと)が働かなくなるため、水は生命を支えるとは限らない。ただし、他の惑星(地球と異なる環境)で、水と似た性質をもつ物質があれば生命を支える可能性はある。