2013年9月24日火曜日

HMGセミナー 第15章:複雑疾患の感受性に関するマッピング(前半)


担当:小澤
参加者:9名
教科書:ヒトの分子遺伝学

節の概要:
<15.1節>複雑疾患の流れと、遺伝・環境要因を示す双生児研究や養子研究について
<15.2節>主要な感受性座位を明らかにする分離解析について
<15.3節>複雑な性質の連鎖解析の疾患のタイプによる手法とその特徴について
<15.4節>特定の疾患と感受性アレルの関連解析について

議論点:
診断基準がはっきりしない病気で遺伝子の研究を行うには?
表現型にラベリングせずゲノム関連快適できるか?

診断基準、今の時代はコンピューラにクラスタリングor階層クラスタリング
  -より詳細化の方向へ 表現型を数値化
  -一方、詳細化で失われたものも

血液型で、精神疾患がどれだけ分かるか

ラベリングの社会的and治療への影響が出てくると予想される
・テーラーメイドな病気や治療

その他の議論点:
・(重症度なども含め)遺伝要因に関係しない病気は?
・それぞれの要因が主となる病気の例・カテゴリーについて
・病気の研究に限れば、遺伝要因・環境要因は分けない方が楽と言えるか?

・GWASを導入した時に解決できる(できない)領域は?

・精神疾患の遺伝的要因
・妻子研究の精神医学への貢献度


まとめ:
診断基準やラベリングについての議論となりました。
将来的に、ヒト一人一人に対するテーラーメイドな治療が用意できる日も来るかもしれません。

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