2015年1月19日月曜日

[MBC2014] Nature Podcast(2014/07/17) Wasting away

担当:寺嶋
参加者:9名

概要:
悪質液の原因物質の1つである腫瘍由来副甲状腺ホルモン関連タンパク質(PTHrP)を抗体で阻害すると、褐色脂肪細胞の活性化が抑えられ、体重減少を防ぐ事ができる。

議論:
病気によって病気を相殺することはできるか

- 体重減少への応用
 - 今回の研究は褐色脂肪細胞の活性化によって体重を減少させる
  - (ヒトでは)失敗
  → 疾患の原因次第ではできるかも?
 - 細胞内外のエネルギー障壁をなくす方法
  - コントロールが難しい

- 近視⇔遠視
 - 完全に近視を直すと遠視が強く出てしまう

- 肥満⇔痩せ過ぎ
 - 痩せ過ぎになる仕組みを導入しても肥満は解消しない
 - 表現系同士で相殺するのは難しい
  → 現象レベルでの仕組みが理解できていれば可能かも

- 一時的に病状を緩和する
 - ウイルス同士で殺し合い
 - 複数が感染できない病気を使う
 - ターゲットが同じで競合する
  → コントロールが難しい

- 腸内細菌を整える
 - 乳酸菌は安全?
  - ミドリムシは?
   → 今のところ経験的には安全
 → バランスの調整が重要


まとめ:
podcastでも触れられていた病気により病気を相殺するという議題でした。コントロールが難しい案が多く出ましたが、今後現象の理解が進めば、また違った可能性があり得ることが分かりました。

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