2015年7月9日木曜日

[火曜討論会2015] Nature Podcast(2014/12/11) Recipe for reprogramming

担当:小舘
参加者:9名

音源:
http://www.nature.com/nature/podcast/index-2014-12-11.html

記事:
Stem cells: The black box of reprogramming
David Cyranoski
10 December 2014
http://www.nature.com/news/stem-cells-the-black-box-of-reprogramming-1.16525


概要:
 多能性細胞はレシピに従えば作成できるが、どうしてできるかはよく分かっていない。初期化過程のデータを収集・解析しての研究が進んでいる。

議題:
誰もが(生物の)実験を行えるような環境が整った時に何が起きるか
→3Dプリンタの感覚 ご家庭レベルで!


●現在できないこと(難しいこと)
- サンプルの入手
・個体
・細胞(特定条件)
・試薬
・酵素(値段はピンキリ)

- 実験機器の整備
・大規模なもの
・高価なもの
・無菌環境

→お金の問題は大きい
 →売る企業が出てくるかも。


●できるためには
- 劇薬の取り扱い
- 配列から全合成

- 外注機関
・実験をプログラム化 機器、ノウハウいらず


●できるようになったら
- 金もうけの手段
- テロへの転用
・もうある

- 倫理の問題
・自分のクローンつくってみました! ←いいのか? 法の整備
 今でもゲノム勝手に読んで解析はできる。
 全合成が可能になったら任意の人のクローンができるかも。
 ↓
・作ってしまったらどうしようもない
 →規制は必要だろう
  国レベル、国際法が必要? 干渉は難しいのでは?


●まとめ
 配列からの全合成が可能になったら、他人(アイドルとか)のサンプルを入手してクローンを作れてしまうのでは、という話題が特に盛り上がった。今は不可能だろうが、全くの夢物語でもなさそうだ。



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