担当:佐藤(壮)
参加者:9名
概要:
2018年に承認される予定の”新しいSIの定義”について、その中でもK(ケルビン)の話題である。改訂の理由には常に一定である基礎物理定数に基づく定義という目標が挙げられる。これによりケルビンは水の三重点による定義から、ボルツマン定数に関連し、秒、メートル、キログラムの定義に依存するものに変更される。
議論点: 人間の感覚に近い単位について
○具体例
・古代エジプト
ある人物の体の部位の長さ
・イギリス
1ヤード(初期)=人の1歩の長さ
・セルシウス度
(初期)水の融点と沸点
・その他の具体例
東京ドーム○○個分の〜
成人男性何人分の〜
レモン◯◯個分のビタミンC
◯人間が理解できる限度(大きさ)とは?
・東京ドームはわかりにくい → なぜわかりにくい?なぜよく使われる?
・塩ひとつまみとかはわかりやすい → 身近、経験があるとわかる?
→ 見た目でわかるもの 容積はわかるけど、重さは理解し難い
基準となるもの × 1桁 くらいが認識の限度
例 駅まで1往復の距離 ◯
駅まで100往復の距離 ✕
基準となるものから離れすぎるとだめ → 大きさに適当な基準となるものが必要
大きさを理解するのは難しくなるが、非常に大きいことを表すには的確
例 東京ドーム1000個分の広さ
レモン1000個分のビタミンC
しじみ100個分のオルチニン
◯より万人にわかる単位
・みんなが知っている = 具体的に想像できる
・不変なもの
そういった意味では時間という単位は優れている?
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