担当:小林駿平
参加者:6名
【議論点】
そもそも意識とは何か、一般的な定義と生物学的な定義に乖離が生じた場合どちらを優先すべきか
1.生物学的(専門的)意識の定義
脳特有の電気的信号が見られるか
構造、システム(内部)からの定義
関連する学説
・integrated information theory
→どうぶつには意識あるがオルガノイドにはない
・global workspace theory
→前頭葉がないため意識がない
2.一般的、哲学的(非専門的)意識の定義
自我や心
第三者視点で見て行動を選択しているか←外からの見え方が重要
3. 一般的定義と生物学的定義に乖離が生じるか
・オルガノイド
専門的→一定の水準に到達できれば意識ある
一般的→意識を表現する手段がない→意識なし
・植物人間
専門的→電気的信号が観測された→意識あり
一般的→意思決定できない→意識なし
・ロボット(AIBO、ペッパー)
専門的→意識なし
一般的→感情あるように見える→意識と解釈
4.優先順位
一般的定義優先→大衆に受け入れられやすく、広まりやすい
専門的定義優先→広めるには法律を変えるくらいしないと難しいが、脳死など専門的定義が定着した例もある
5.結論
専門的定義では意識はあるが、一般的では意識のない場合の方が多いと考えられる。また優先順位に関しては、一般的定義が優先されることが多そうである。
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