担当:小舘
参加者:10名
音源:
http://www.nature.com/nature/podcast/index-2015-04-16.html
元論文:
Oxytocin enables maternal behaviour by balancing cortical inhibition
Bianca J. Marlin, Mariela Mitre, James A. D’amour, Moses V. Chao & Robert C. Froemke
Nature 520, 499–504 (23 April 2015)
http://www.nature.com/nature/journal/v520/n7548/full/nature14402.html
概要:
オキシトシンの神経回路調節についてマウスで実験を行ったところ、雌の聴覚野の応答を仔の鳴き声に対して高めることで、回収行動を可能にしていることが分かった。
議題:
薬で感情を制御することはどこまで許されるのか
(まず健康面から考えてみる)
[健康面]
普段の生活で…
酒・タバコ:OK | 麻薬:ダメ
↓
やっていいこと | 悪いこと
どう分けるか?
・(長期の)健康被害 →元に戻らなくなる?
・死に至る
・異常行動
・依存性
・脳へ直接影響?
→酒でも麻薬でも当てはまりそう。
しきい値の問題?
症状に対して処方するのは良いだろう。
個人での取り扱いは?
[倫理面]
・自分で制御すべき? ←できない人もいる
・社会の発展が止まる?(一日中こもって薬づけ)
・画一化? アイデンティティの喪失?
・仕事のやる気を起こす? →洗脳に繋がる?
戦場での使用例
どこまで規制すべきか:
1.個人に委ねる(集団使用はダメ)
2.国レベルで規制する
3.個人でもダメ(2番の規制は実質無理だろう)
●まとめ
社会レベルで影響が出そうな技術が出現したときの取り扱いは難しい。倫理面からも更に議論を深めることは有益だと思う。
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