2017年2月14日火曜日

細胞の分子生物学 22章 多細胞生物における発生 第7~9節

担当:栗本
参加者:7名

<概要>
第7節
マウスは哺乳類であり、小さくて繁殖が速いことから遺伝研究によく用いられている。哺乳類は栄養が母体から補給されるため卵が非常に小さく、発生初期に胚体外組織を作る。また、その頃の発生系は自己調節的で、内部細胞塊はの細胞は分化全能である。
第8節
ニューロンはグリア細胞と一緒に生成し、軸索と樹状突起は成長円錐で成長し、伸張する。神経細胞はニューロンのプログラム細胞死とシナプス除去によって形成されていく。
第9節
植物は環境からの影響を大きく受けるため、葉などが受精卵から出てくる経路が数通りあり、頂端分裂組織が増殖して体の末端に新たな機構を追加するという過程で成長していくため、植物の特徴として反復構造がある。

<議題>
人間の記憶力の高さの理由

記憶力が良いことのメリット
・危険回避ができた経験
・食べ物の獲得の経験
(イヌ、ネコでも回避できる?)

→思考力が上がる意味は?(記憶力と思考力は関連)
思考力とは...条件が同じでなくても経験を生かせる
・推論ができる(未来予測力)
 →概念抽出に記憶力が必要なのではないか

スムーズな思考には記憶力が必要
 →結果的に生存に有利


進化的に...
ヒトの祖先は集団生活をしなければならなかった
→ 社会生活を行う上で記憶力が必要だったのでは?

<まとめ>
 思考力とともに記憶力も上がっていき、結果的に生存に有利になったのではないかと考えられる。また、進化的に社会生活を行う上で記憶力は必要だったのではないかと推測できるが、現代において記憶力がいいからといって社会生活がうまくいくとは限らず、ある程度の記憶力が必要最低限のものとなっているのではないかと考えた。

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