2020年5月19日火曜日

細胞の分子生物学 2章 細胞の化学と生合成

担当:大林
参加者:6名

[議論点]
脂肪の方が貯蔵効率が良いならなぜ全ての糖を脂肪として貯蔵しないのか?

1. 貯蔵効率と貯蔵量(p79)
・(エネルギー)グリコゲン2g = 脂肪1g
・(水を含めた重量)グリコゲン6g = 脂肪1g
・(貯蔵量)・グリコゲン:1日分、脂肪:1ヶ月分

2. 貯蔵場所
・グリコゲン:肝臓・筋肉など(供給先の近く)
・脂肪:脂肪細胞

3. 運搬
・グリコゲンは水を結合している(p79)
・水に溶けやすいので、運搬しやすい
・グルコースしか使えない組織(神経組織)もある。(p87)

4. 分解
・どちらもアセチルCoAに分解される(p81)
・相互変換(p81)
 ・糖→脂肪酸(Easy)
 ・脂肪酸→糖(Difficult)
・分解効率の違いか合成効率の違いか
 ・分解効率が異なる場合
  ・糖分解:Easy
  ・脂肪分解:Difficult →脂肪を落とすダイエットは大変なので、脂肪は分解しにくいと予想

5. エネルギー貯蔵以外の特徴
・グリコゲンの特徴
・脂肪の特徴
 ・断熱材(水の動きを制限する)
 ・安定的に保存できる(消化が大変であることの利点)

結論:
糖の方がエネルギーとして使いやすいので、全て脂肪にはできない。

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