参加者:6名
[議論点]
なぜDNAとRNAで1種類だけ塩基が異なるのか
1. DNAとRNAの塩基が異なる理由を考える
・TとUの合成のしやすさに違いがあるのではないか。
・合成しやすい化合物は壊しやすい。→大量合成、大量分解が必要なRNA向き。
・DNAは壊れにくい方が良い
・情報の流れ:DNA → RNA → タンパク質
・タンパク質合成にUの存在が有利な可能性
・一文字異なれば、分子として区別するのに十分。
・DNAとRNAの区別の必要性
・原本(DNA)を保護
・役割の違い
・無闇に違いを増やしたくない。
・共通部分が多い方が合成経路が簡潔で良い3. なぜACGではなく、Tが異なるか?
・部分構造
・Tには水素結合に直接関与しない、CH3がある。
・CH3の有無で構造の自由度が変わる。
・全体構造
・水素結合の数(3 or 2):少ない方が自由度が高い。AかTが良い。
・環の数(2 or 1):少ない方が合成がシンプルで、アレンジしやすい。CかTが良い。
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