2020年10月6日火曜日

細胞の分子生物学 8章 細胞の研究法 第4-5節

担当:小林駿平
参加者:6名

【議論点】
変位の優性・劣性は生物内でどのようにして決定されているのか

1.優性劣性はなぜ存在するのか
 発現のしやすさなどが原因で、偶然優劣が存在しているのではないか

2.機能獲得変位がほとんど優性なのはなぜか
 重要な機能を喪失すると生死に関わり、遺伝子が残りにくいため、
 機能喪失が劣勢になっているのではないか

3. 優性劣性が存在しないとどうなってしまうのか

50:50の場合
・多様性が大きくなる
・生命にかかわるようなミューテーションが50%
 →半分しか生き残ることができない(エリートのみ生き残る)

100:0の場合
・種の多様性がなくなる

4.優性劣性が決定されるタイミング
・親から子に遺伝子を受け継ぐとき
 →2つのうち一つが渡される

・遺伝子発現するとき
例:遺伝子型AO(血液型A)の人
(1)Aしか発現しない場合
片方だけ発現させる方法は?
   →Oの発現を阻害する機能をAが持っているのではないか
(2)A,Oともに発現するが、表現型はA
片方だけ表現する方法は?
 →発現スピードを速くし、片方のみ大量に生産する

5.結論
変位の優性・劣性には遺伝子の発現量が関わっており、発現量が多いと優性、少ないと劣性になるとかんがえられる

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