2016年5月27日金曜日

細胞の分子生物学 9章 細胞の観察 第1~2節

担当 : 甲斐
参加者 : 10名

概要
第1節 光学顕微鏡で細胞を見る
染色,固定した細胞を通常の光学顕微鏡で調べたり, 蛍光色素と結合した抗体を用いて特定の分子の細胞内での位置を蛍光顕微鏡で知るなど多くの光学顕微鏡技術が細胞観察に利用できる。
第2節 電子顕微鏡で細胞と分子を見る
急速凍結法という構造を忠実に保ったまま観察したり、同種の粒子から得られる情報や1つの対象をいろいろな角度から撮った画像から得られる情報をコンピュータ解析し三次元像に再構築したりできる。これらの方法を組み合わせ、顕微鏡の分解能や視野を個々の巨大分子などを画像化できるレベルまで高められるようになった。
 
議題
どこまで細かく見れば事象を説明できるか

事象とは?→次の瞬間の行動など(どのレベルで見るかによって変わる)
観察対象が小さいほど観察する行為自体が影響を与えるのでは?
→どこまでの大きさなら影響を無視できるか疑問

原子レベルでの事象
移動する方向、親水性など→原子間で反発が起こるかなど確率的要素が絡む
個体レベルでの事象
次の瞬間の体の動きなど

事象により観察するレベルが異なる

まとめ
どのレベルにおいて観察するかは、自身が観察したい現象によって決定すると考えられる。ただし、観察対象が原子レベルまで小さくなると確率的要素が絡むようになるため、短期間的な事象の予測は難しいと考えられる。

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